壁打ち

カルピス:水=0:10くらいの濃度

映画「ジャスティス・リーグ」

ジャスティス・リーグ

 

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監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレックヘンリー・カヴィルガル・ガドットエズラ・ミラージェイソン・モモアレイ・フィッシャー、他

 

 

あらすじ:ヒーローが仲良く世界を救う。

 

 

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※ネタバレしてます。

 

 

 

ネタバレ無しは以下リンクよりどうぞ。

filmarks.com

 

 

 

以下頭の悪そうな感想です。

 

 

期待しないで観に行ったのですが、面白すぎてひっくり返ってしまった。

すごく分かりやすいヒーロー集合物語で、とてもバランスがいい。DCEUが出発した!という印象を受けました。

ここのところDC関連の作品であまり良い印象を受けたことが無く、ことごとく睡魔に負けたり広告が良すぎて期待値だけ上がってはがっかり。それこそ近年で言えば『スーサイド・スクワッド』の仕上がりに肩を落としました。久々にこんなにがっかりした映画に出会ったと思う。

そして今年の夏の『ワンダー・ウーマン』では、今までのイメージを払拭とまでは言わずとも、ストレートな面白さで先への光が少し見えたところでこの『ジャスティス・リーグ』です。

 

 

スーパーマンが亡くなり世界は悲しみと恐怖に包まれ、その恐怖を元に力を増してゆく敵の力。大変分かりやすい。各キャラクターのざっくりとした生い立ちや特徴も無駄なく説明されており、あまり消化不良を感じませんでした。

 

冒頭からクライマックス。ダイアナが銃弾を腕で受け子どもたちを守るシーンで心拍数が異常なほど上がり、アマゾン族のマザーボックスリレー。最高でした。

ハンマーぶん回したり、矢にマザーボックス括り付けてすっ飛ばした所は力強さとスピード感がもうクライマックス。戦う女って本当にかっこいい。

私も残り12秒で子供守って爆弾付きのスーツケースを空高いところまで持って行きたいよ。

 

 

スーパーマン復活を巡りちょっとした喧嘩パートも入ってはいたが、すぐ仲直りするし「仲いいの分かってるから!茶番やめなね!!」としか思えなかった。

今回アクアマンの出番が中々に少なかったですが、その少ない中でもとても魅力的なキャラクターだと思いました。

茶番の際、アクアマンが真実の投げ縄を巻かれたときにあまりの可愛さに殺されてしまった。「実は海にも陸にもなじめなくて・・・。」と言っていたのは来年の単独映画で詳しく語られるのでしょうか。楽しみ。

 

ヒーロー新人としてチームに加入したフラッシュ。彼の存在が何よりの救いに感じました。

彼の純粋な心と、できることを精いっぱいやるという姿勢は、このチームの潤滑油になったんじゃないかな。

友人・ライバル・兄弟のような関係に当たるであろうビクターと距離を詰めようとちょこまかするフラッシュ。クライマックス後の6人そろった並びの端っこで茶番の時にできなかった「ヘーイ!」をニコニコでやっていてとっても可愛いでしたね。

フラッシュとクラークもラストを見る限り兄弟のようなものを感じます。エンドロール前の競争がすごくかわいかった。「僕が勝ったら自慢していい?」ってなんて可愛いお願いなんだ。スーパーマンとして勝たせてあげたのか本気出してブランチに連れていったのか教えてほしい。

兄弟は長男クラーク(スーパーマン)、次男ビクター(サイボーグ)、三男バリー(フラッシュ)でしょうね。ビクターは真ん中っ子で苦労しそう・・・。

 

 

ベンアフバットマンには全然慣れてなくて最初は多少しんどかったのですが、周りの4名(スーパーマン含め5名)がマジモンの超人で、バットマンに「そうだよね、ちょっと強くて金持ちの普通の人間だよね」という気持ちが湧いてきてしまった。

スーパーマン復活後に後から車で合流するところもグッド。人間だもんね。

バックボーンが重い分、「能力?金持ち。」ぐらいなコミカルなセリフがちょうどよかったです。あの予告でグッとくるわけだ。 

 

 

 

 

スーパーマン復活の話についてですが、予告に一切出てきておらず「復活させる」と言い出した時は素直に驚いてしまった。いやいやまたまた・・・と思いつつ観てたら本当に復活してびっくり。

私自身、あまり前情報が目に触れないようにしてきましたが、映画批評ブログを書いてる方ですら「こんな大きなネタバレ要素がTwitterですら回ってきてなくてすごい」と言ってるほど割と暗黙の了解のように伏せられていたのと、予告でゴリ押ししてこなかったのがすごいと思いました。広告の打ち方が上手い。

公開直後のブランチではがっつり紹介していたらしく母に「復活するの?」と聞かれましたが、特にがっつりネタバレ!というわけでもないけど話の流れ的にはネタバレかな?といったレベルのもので、さじ加減が絶妙でした。

 

 

 

絶賛してますが引っかかった部分もそこそこにあって、細かい部分で思いつくのは、スーパーマンを復活させた際に吹き飛んだマザーボックスを回収しなかったことかな・・・。わざと敵の手に落としたんですか?ってぐらい普通に無視してたから一市民として気が気じゃなかった。でもこれも仲良しチームの茶番だと思えばまあいっか!とすら思えるJLマジック。

全体のまとまりは非常に良かったのですが、パンチというか、ここが大トロ!!!みたいなシーンがあまりなかったようにも感じた。ちょっと惜しい。主題歌の『Come Together』をもう少し効果的に使ってくれたらもっと愉快になったのかな。

 

 

 

ずっと主張しているこのJLメンバーの仲良し感。これはアベンジャーズにはあまり感じたことがないものだと思いました。

アベンジャーズでは逃げ惑う市民と街がリアルに破壊されていく様子が描かれていおり、「マジで仲良くやってる場合じゃねえ」みたいな臨場感と、ギリギリの精神状態、交差する正義、そしてその結果地球を守った!利害一致チーム!これぞヒーロー映画!という流れなんですよね。そりゃ仲良くしてる場合じゃないよね。地球終わるんだもん。

一方『ジャスティス・リーグ』では、暗黒時代に突入しそうで地球が終了寸前なのにもかかわらず逃げ惑う市民はほぼいない。強いて言うなら怯える1家族。リアリティこそないものの、膨大なお金のかかった総勢6名+モブの文化祭という印象。仲良くないと文化祭は成功できないので、もうメインはここです。

 

 

ジャスティス・リーグ』では何よりヒーローが集まって戦うことの必要性を分かりやすく説いてくれていました。それが今回ずっと言ってきた仲良しチームに体現されてます。

それぞれのヒーローたちが各々ひとりぼっちで戦い守ってきたものは、大切な人だったり、市民や世界だったりと、行きつくところは実は同じ。ひとり一人が心に暗い何かを抱えていても、こうして協力してチームになれば世界を救い、お互いをも救い合える。チームの良さを最大限に表現していた作品で非常に気持ち良く、ストレートに面白かったです。

今後この仲良しチームは何をしでかしてくれるんだろう。DCEUの今後の展開が非常に楽しみです。

 

 

 

最後に。 

 

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このビジュアル本当にすきなんですよ。キャッチも素晴らしい。

「You can't save the world alone」

 

 

 

 

 

MCUと比較してしまって申し訳ない気持ちになってきた。

それでは。